Chapter6:ショッピング
「せっかくの休日なのに・・・。」
俺は今、雪音の買い物に付き合っている。
「せっかくの休日なのに・・・。」
なんで家で寝てられないんだーー!!
「ほら、速く歩け荷物持ち!一日は短いんだぞー!」
「なんで俺はお前に良いように使われてるんだよ!」
「え?それは、君が寝てるわたしを蹴って起こしちゃったからだよ?」
「それはそうだが・・・。」
お前自分勝手すぎ・・・。
「寝ているわたしを起こした罪は重いんだよ!」
それはお前が勝手に俺のベッドに入ってきたから・・・。
「自業自得だって言うんでしょ?」
「当たり前だーー!」
俺に悪い要素はほとんど無いぞ!
「なに言ってるの?そもそも君がわたしをないがしろにしたのが悪いんじゃないかぁ」
「知るか、んなもん」
「ま、そんな事はどうでもいいんだけど」
ようするにこいつは荷物持ちが欲しかっただけなんだな・・・。
「いや、それだけじゃないよ?」
「じゃあなんだってんだ」
「奢ってくれる人を探してたんだよぉ♪」
俺から言わせれば同じようなもんだけどな。
「よし、じゃあ今日のメインイベント!昨日行った喫茶店ででっかいケーキを食べよー!」
もちろん経費は・・・、
「龍也くん持ちね!」
やっぱりな・・・。
「さて、れっつごー!」
「あああぁぁぁあぁあぁぁぁっ!龍也先輩はっけんですぅ〜〜!」
うるさい後輩が道の向こうから駆けてくる。
「龍也せんぱはぐぅっ!」
思いっきりコケた。
痛そうに打った鼻をさすりながらこっちへよって来る。
うるさい後輩、春野躑躅、前回と同じような登場シーンだった。
・・・。
こいつ、学習能力ないのか?
「龍也せんぱい〜、いたいですよぅ」
確実に俺のせいじゃない。
「だってぇ〜、龍也先輩があたしに振り向いてくれないからぁ・・・。」
それだって、俺のせいじゃないじゃないか・・・。
「はぅあっ!あたしってそんなに魅力なかったんですかぁ・・・?」
「おい、一人で勝手にどんよりモードONしてんじゃねぇよ」
「ちょっと、またわたしと龍也くんの甘ーい時間を邪魔しに来たの?」
雪音が躑躅を睨み付ける。
「違いますよぅ、あたしはただ龍也先輩について回る意地汚いドロボー猫を追い払いにきただけですよぅ?」
「へぇ・・・、いい度胸じゃない」
おぉ、二人の視線の真ん中くらいで火花的なものが散っているのが分かる。
こ、これは怖い・・・。
「まっててくださいねぇ?龍也先輩。今この邪魔な女を引き裂いてみせますぅ。龍也先輩はあたしだけを見ていればいいんですよぅ?」
ヤ、ヤンデレ・・・!
「ふん、かかってきなさい!」
「いくですようぅ?・・・きえぇぇぇっ!」
「やめろ、恥ずかしいから」
「「え?」」
道のド真ん中で火花を散らすこいつらのおかげで、目立ってしょうがない。
しかもこいつらの喧嘩の原因が俺の奪い合いだからな。
「本当に俺の事を思ってくれているなら、今すぐ目から出している火花を収めて少し落ち着け」
「はいぃ〜、今すぐやめますぅ〜」
「しょ、しょうがないなぁ・・・。やめてあげるよ。でも、龍也くんのためじゃないんだからね!しょうがなくなんだからね!」
いまさらツンデレやってもお前のキャラはそれ以上拡がんねぇよ。
「別にこいつがいてもいいだろ?どうせ俺が奢る事は決定事項なんだしな」
ていうか、俺今自分で、俺が奢る事は決定事項とかいっちまった。
なんという奴隷根性。なんというヒモっぷり・・・。
「・・・もう、しょうがないな・・・。・・・チッ、せっかく龍也くんと二人っきりでデートだと思ったのに・・・。」
「ん?なんか言ったか?」
「ううん、なんにも?」
「ならいいけど」
やれやれ、今度はどんなとんでもないもの奢らされるんだろうな。
乱筆乱文誠に失礼。
今日、奇跡的にパソコンがつきました!
けど、ホントに奇跡的なのでやっぱり更新またできなくなると思います・・・。まだ新しいの買う予定もないので、次の更新は、奇跡的についたときです。
それまでまた待っていてください!
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。