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  I with... 作者:戯言
Chapter1:転校生
「あ〜、お前ら席につけ!今日から新学期なんだから休みボケを治して、気合入れろ!」

やかましく怒鳴りながら先生が教室に入ってくる。
いまどき怒鳴って生徒が着いてくると思っているのだろうか。
だったらお笑いだな。俺だったら転校生が来たとでも嘘をついて・・・。

「あ〜、そういえば今日転校生が来てるんだったな。」

・・・えっ。

「しかも女の子だぞ。」

うおおぉぉぉぉぉ!
クラス中ではしゃぎまくっていた男子が叫び声をあげて踊りながら席につく。
まったくなんなんだこいつ等は・・・。

「おい、入ってきていいぞ。」

教室に遠慮がちの女の子がはいってきた。
背が低めでショートカットの活発そうなかんじの顔立ちだ。
ちなみに結構可愛い。

「「「うおおぉぉぉぉぉぉ!!!」」」

クラスの男子が叫び声をあげる(例外 俺)
転校生はかなり引いている。
まったく何なんだこいつ等はいやマジで・・・。

「う、うん、じゃあ自己紹介して。」

「な、棗雪音なつめゆきねです。得意なことはスポーツです。
早く学校になれたいので、よろしくおねがいします!」

いったい何をどうお願いするのか分からない自己紹介だったが、緊張しているみたいなので多目に見てやるか。
いや、別に俺が多目に見たって関係ないけどね?

「さて、じゃあ席は・・・宮内の隣だな。色々教えてもらえ。」

はい、と返事をして、俺、宮内龍也の隣の席に座る。

「よろしくね!」

棗は俺に向かってそういったが、俺はそいつに一瞥をくれただけで無視をする。
俺の無視が不満だったようで、あの手この手で俺を喋らせようとする。

「ねぇ、君の名前は?」

「・・・。」

「誕生日は?」

「・・・。」

「好きなタイプは?」

「・・・。」

「なんで黙ってるの?」

「・・・。」

「反応しようよ〜。」

「・・・。」

「あっ!あんな所にUFOが!」

「・・・。」

「コノ野郎ぅ・・・!」

棗はついに我慢の限界きたみたいで先生の話し中なのにもかかわらず引きつった笑顔で立ち上がり、

「名前くらい名乗りやがれぇ!!」

俺の首をしめた。

「ぐはっ!」

うわ、ヤベぇ、この目はマジだ。殺す気だ!
俺はギブアップの意思表示に俺の首をしめている野獣の腕をバシバシ叩いた。

「お、名乗る気になった?」

「吉乃宮厳三郎。」

俺は咳き込みながらこたえる。

「今時そんな名前の高校生がいてたまるか〜!!」

全国の高校生の吉乃宮厳三郎さんごめんなさい・・・。

また首をしめようとする棗をなだめて本当の名前を言う。

「宮内龍也。」

「それが君の名前だよね?」

「あぁ。」

「よし、じゃあメアドと携帯番号教えて!」

「ヤダ。」

「答えろ。」

突然棗の目が剣呑な物になる。

「わかったよ・・・。」

俺が、メアドと携帯番号を書いた紙を棗に渡す。

「よし!これで友達ね!」

「お前、何か怖いよ・・・。」

「でしょ?ツンデレを目指してるんだ!」

いや、お前はツンドラだと思ったが、あえて黙っておいた。

新学期早々うるさくなったな・・・。



乱筆乱文誠に失礼。
間違いは見逃しくださいませ。
感想宜しくお願いします。


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