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  I with... 作者:戯言
遅くなりました…。
Chapter:16 進行停止
 

 そんなこんなで、俺と雪音は付き合うことになったのだが…。

「チッキショー!!納得いかねぇ!!」

雪音の叫びが、今日もこだましていた。

変わったのは二人の立ち位置だけ。
このはも躑躅も同じ家に住み、夜の秘め事もさっぱり無し。
夜な夜な夜這いを掛けてくるも、一蹴する俺。
そんな堂々巡りの状況に、嫌気が差したようだった。

 そんなこと言ったって、仕方ないじゃん?
俺、童貞だし、なんか怖いし。

きっと、そんな状況になったら、雪音がしっかりリードしてくれる気がするんだが、それでも進んでやろうとは思わない。
いや俺、基本根性なしですから。

とまあ、こんな言い訳を色々と考えてみるわけだが、結局のところ、俺が優柔不断なだけだ。
雪音には色々と迷惑をかけるかもしれないが、少し我慢してもらおう。

「しょうがないだろ?俺たちはまだ未成年なんだぞ?」

「いまどき、高校生でもヤってることはヤってるの!」

「こ、こら、なんてことをいってるんだ…」

「照れるなーー!!」

だって、恥ずかしいもん。

「まったく!いつもいつもクールに気取ってるくせに、なんでそういう関係のことは全く駄目なの…?」

知るか。
なんかトラウマでもあるんじゃないのか?特にお前に対して。

「てことは、あたしにもチャンスがあるってことですよねぇ…?」

「そ、そのようですね…。いっそのこと、二人で協力して…!」

 こ、こいつらの目が光ってる!
少しずつ本性をあらわしつつあるな…。

「お、お前らは何故そんなに積極的なんだ!?一般的には、男性より女性の方が性欲は少ないんじゃないのか!?」

…って、学校でいってました。

「それは先輩が女を知らなさすぎるんですぅ!」

「わたしだって、好きな人と一つになりたいと思います!」

「そーだそーだ!龍也くんが分かってないだけなんだい!」

むーん…。
き、厳しい…。

「と、とりあえず!俺の調子が整うまで待ってくれよ!」

「そんなこと言って!また逃げるんでしょ!?」

イエイエ、ソンナコトハアリマセンデスヨ、ハイ。

「不自然な片言をしゃべるなぁ〜!」

「ハ?ワタシニニホンゴ、ムズカシスギデース。モット、すろーデハナシテクダサーイ」

「誤魔化すんじゃないわよ!」

畜生!これでいけると思ったのに…!

「いけるわけないでしょ!」

「げふっ!?」

こいつ、彼氏に向かって膝蹴り食らわしやがった…。

「ひ、ひどい!雪音は、本当は俺を愛してなかったのか!?」

「へ、へぇ!?」

「俺はこんなに雪音を愛してるっていうのに!雪音は俺を足蹴に…うぅ!」

泣き崩れる俺を前に、おろおろする雪音。
…へっ、ちょろいもんだぜ。

「わ、悪かったわよう…、だから、ね?泣かないで?」

「うぅ、…ぐすん、…うん」

「ほぉら!いい子いい子!」

「このはさん!雪音先輩が翻弄されてますぅ!」

「きゃあっ!駄目っ!なんか、私たちの前でこういう姿を見せられると!と、溶けちゃうぅ…!」

まぁ、本当は二度と使いたくない手だが…。

…今回ばかりは仕方が無い。

「雪音ぇ〜、俺のこと、…好きぃ?」

「いやーー!!!大好き大好き!もうどうにでもしてぇー!!」

「「と、溶けちゃう〜…っ!!」」


我ながら汚い手を使うが…。
この手にはめられるあいつらも、相当おかしいよなぁ…。


こうして、ごまかしごまかししていられるのも、いつまでだろうな…。
今俺にくっついているこいつらだってバカじゃないだろうし、いつか押し切られる日が来るのだろうか…。

考えただけで背筋が寒くなるが、拒否し続ける俺も、甲斐性なしのレッテルを貼られそうで嫌ではある。
ということで、どうしてもな時には快く受け入れてやることにしようか…?

「あぁ〜ん!龍也くん!好き好きぃ〜!!」

「「溶けちゃう〜!」」

「いい加減離れろ貴様ら!」

やっぱししばらくは止めといたほうが良いだろうか…?


乱筆乱文誠に失礼。
すいません…、とっても遅くなりました…。
受験生の恐ろしさを実感させられた感じです。
いやぁ、PCを立ち上げることもなかなか出来ないとは…。
感想、よろしくお願いします。


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