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  I with... 作者:戯言

毎度ありがとうございます。

Chapter12:逃走中
「ちょっと!まってよ!」

「嫌だ!ッ絶対に待たん!」

後ろから追いかけてくる雪音。

それから必死で逃げる俺。
・・・。
何でこんな状況なのかと言うと。

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俺がこのはを連れてきてから、雪音と躑躅は一気に不機嫌になった。
なんでも、ライバル出現だそうで…。
それはこのはも同じみたいで、普通は仲良くしているのに、俺が絡むと急に喧嘩腰になる。

「龍也先輩には、あたしが食べさせてあげるんですぅ!」

「いいえ!私が食べさせるんです!」

「いや、わたしよ!…べ、別に、龍也くんのためなんかじゃ…ないんだから…、もうっ、ばかぁ!」

「もうツンデレはいい…、てか飯ぐらい自分で食えるからほっとけ!」

みたいなやりとりがしばしば。
これじゃ俺が悪いみたいだな…。
そんで、行き着いた先が、

先に龍也くん(さん、先輩)を自分の物にしなければ…。

だったようだ。

そしてその時から俺は、血(いや、俺か…。)に飢えた獣どもに追い掛け回されているわけで…。

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こういう状況だ。
とんだ災難ってもんだ。

「何で嫌なのよー!いいじゃない!わたし、そこそこ可愛いんだから!」

「いや!そういう問題じゃねぇから!」

俺はこの小説を18禁に指定するつもりはないぞ!
きっと18歳未満の人も読んでるしな。

「…でも、外伝とかならいいかも…。」

「え?なんの話?」

「いや気にすんな、独り言だ」

迫り来る躑躅やこのはをかいくぐりここまで逃げてきたってのに…。

「くっ、ここまでか!」

「そう、ここまでよ!…ふっふっふ、観念なさい!」

路地裏、俺の後ろは壁。
逃げ場はない。
………。

「龍也くん!かぁくごぉー!」

「待った!今日は止めろ!今度相手してやっから!」

「…え?ほんと?」

もちろん嘘だ。
ただ、この場を切り抜けるには…。

「そもそもまだ俺たち、出会ってから二週間しか経ってないじゃないか、まだお互いの事を良く知りもしないのに、そういう行為に及ぶのはいけないと思うんだよ!うん!」

「た、確かに…。」

「だろ!?だからもう少し待ってくれ。俺の心の準備が出来るまで…。」

「…うん、わかったよ、待つ。ちゃんとわたしに振り向いてくれなきゃ、…駄目なんだから…。」

そういって雪音は、顔を赤らめ逃げるように去って行きましたとさ。
………。
成功しちゃったよ。
やってみるもんだな…。

「しかし、もし嘘だとばれたら…、」

確実にとんでもないことになるだろうな。
しかも、仮にばれなかったとしても今まで以上に追撃が激しくなるのは必死だ。

「畜生、ふたをした筈のくさいものがパワーアップして帰ってきやがる」

やっぱその場しのぎじゃ駄目なのか。
ほかに考えられる、これからの策は…。

「ほんとに彼氏になってやる、か?」

………。
いやいやいやいやいやいやいや。
だめだ。
それは無い。
俺の身が確実に危うい。
いったい何をされられるか分かった物じゃない。

「しかも、誰か一人を選んだら俺がほかの奴に…。」

殺られる。
確実に。

「俺の将来ってお先真っ暗じゃないか!?」

助けて天国orその他にいるお母様&お父様!
その鋼の肉体であなた方の不肖の息子を救ってくださいませ!

「………。」

無理だよなぁ。
大体俺の両親の肉体は鋼じゃ無かったし。
え?そういう問題じゃない?

「…とりあえず家に帰るか」

やれやれ。
家に帰るというのがこんなに憂鬱だったのは初めてだ。

でも、なんとなくちょっと楽しみなところもあるんだよな。
俺の周りは昔と比べてずいぶん騒がしくなっちまったけど。
これはこれで、ありなのかもしれない。


乱筆乱文誠に失礼。
これから更新はこれぐらいの早さになってしまうかもしれません。
もうひとつの連載物と変わりばんこの順番こで更新していくので…。
なので、もうひとつの連載物と変わりばんこで読んでいただくとちょうどいい…、かな?
感想、質問よろしくお願いしますv


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