コナン「なんだよ」
哀 「えっ…別に…」
私はいつから彼のことを見つめていたのだろう…
どうして、見つめていたのだろう?
歩美 「哀ちゃん、どうしたの?」
哀 「えっあ…別になんでもないわ」
ガラララ
1ーBの教室のドアが開き、小林先生が入ってきた。
小林先生「みなさん、2時間目の授業を始めます!席について〜」
2時間目の授業は算数。
高校生の私達にとっては、とても退屈な授業…
スースー
相変わらず寝ているのが、隣の席の彼。
とても気持ち良さそうに寝ている…
哀 「どんな夢を見ているのかしら?」
小さな声で思わず呟いてしまった。
小林先生「はーいそれじぁ、ここの問題分かる人!!」
生徒達 「はーい! はーい!」
小林先生「それじゃぁ…ん?江戸川くーん?!」
私はそっと、彼の体をつついた…起きる気配はまったく無い。
でも、こんなことも楽しかった。
パシッ
コナン 「痛てっ…」
そして彼は、小林先生によって起こされた。
小林先生「江戸川君、この問題を解いてください」
コナン 「……28…です…」
小林先生「正解!!みんな拍手」
パチ パチ パチ パチ パチ パチ
小林先生「でも、授業中寝ないことっ!」
コナン 「…はい」
コナン 「…たくっ、なんでいちいち拍手すんだよ!!」
哀 「いいじゃない…それがあの先生のやり方なのよ」
コナン 「まぁ確かにそーだろーけどっ…」
哀 「いいじゃない、もうすぐ中休みよ」
コナン 「えっ…よっしゃー!!!!」
小林先生「それではみなさん、最後にお知らせがあります」
コナン 「はやく中休みにしてくれよぉぉ」
哀 「クスッ」
小林先生「今日の中休みは、音楽集会です」
生徒達 「え゛ーーーーーーー」
コナン 「あ゛ー、よりによって音楽かよぉー」
哀 「クスッ」
コナン 「何笑ってんだよっ!」
哀 「別に〜」
とても楽しい、今のひとときが……。とても…すごく楽しい。どうしてだろう?
☆音楽集会☆
彼は音痴。音程を外してばかり…
隣の私はとても歌いにくい……
でも、彼が隣にいることが嬉しい
コナン 「おい灰原」
哀 「えっ…何?」
コナン 「もう集会終わったぞ!帰らねーのか?」
哀 「あっ……」
コナン 「大丈夫か?今日の灰原なんか変たぞ?」
哀 「えっ…………いいえ、なんでもないわ♪」
コナン 「えっ…あぁ……???」
そうだったのね…やっと分かったわ
疑問に思っていたことが……。
私は……彼のことが好きだったのね……
そう…あの、彼のことが……
☆終わり☆
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