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カウントダウン
作:yoshina



後書き:2


 はい、というわけで本当にこれで終了です。
なんだか胸にぽっかり穴が空いたような気分ですね。
毎日書き続けて2ヶ月ちょっと。よくまああんだけ書いたなあと思います。(笑)
丁寧に書いたせいで、本当は20話弱で終わるつもりがなぜか60話超まで・・・!
実はこれ某サイト様の「コナンファンに謎の100のお題」にある54題目・カウントダウン
から始まったものなんです。
まさか一つのお題でこんな長編になるとは思いませんでした。
他の短編や連載も本をただせばこの100題からイメージしたものです。
色々ネットに出したものの中から無難なもの(!?)を選んでこちらに
投稿させてもらっています。

ちなみに一番この話で反応があったのは、


「平次は組織の人間か?」


これはコミックス42巻以降から某掲示板でもじわじわ出てきた疑惑でした。
私自身は34巻の「あんた何者や?」でちょっとばかり疑ってもいたのですが…
24巻で阿笠博士のボス疑惑が出てきたのに対して、平次の構成員疑惑は42巻が発端です。

幽霊船の計画を組織に知らせることができたのは状況を見る限り
博士か平次か園子(爆)なのは間違いないと思います。
でもこれも普通にスルーされそうな気がしなくも無いような。
まあ構成員では無いのに越したことはありません。


しかしここで平次を構成員にするなら親はどうするかという問題が発生します。
あの両親に隠して構成員にはなれないだろうと。勿論和葉にも。
では両親が了承しながら組織に入る状況といったらどんな理由を作ればいいか?という
ところから平次の過去は作りました。
平次に高1の話がまだ無いのも確かですし、右側ばかり怪我するのも事実でしたから
そこに着目してあーだこーだと考えてあんな暗いものになってしまいました;
水無&本堂関連、七つの子は更にややこしいことになるのでばっさり割愛です。(謝)
ちなみにこの「カウントダウン」の平次は悪でもなければ黒でもありません。
悪、又は黒の中にいただけあって染まってはいないというのが私の見解です。
これは和葉にも言えることです。
彼らは人を不幸にするような行いはいたしておりません。


そして構成に関してですが、この話を作る上でまず年表を作ったりしてました。(笑)
大黒連太郎が組織を作ったところから、今のカウントダウンの10年後までを
年表として書き出し、それを見ながら話を構成。
あの年表無かったら最後らへんはもうややこしすぎて書けませんでしたね;


連載をするにあたって、ポリシーとしたものがあります。
それは、

・平次を女々しくさせない
・和葉をオマケ扱いさせない
・どのキャラも可哀想なだけでは終わらせない
・オリキャラを出さない(平次の祖父はギリギリ公式)


・・・です。特に平次と和葉に関しては絶対これだけは守ろうと思ったのですが、
どうも最後のほうやっぱり女々しくなってしまったような気もします。
和葉をオマケにさせないために、「あのお方の血を引く唯一の人間」としたわけです。
最も読者数が多かった回の一つである、平次がものすごく紛らわしい気の失い方(笑)
をする場面に関しては本当に死なそうかとも考えた時期もあります。
連載するまでは非常に悩んだところです。
ちなみに平次を死なす場合、あのまま和葉も彼の亡骸を抱えて共に死ぬ予定でした。

しかしどんなキャラも悲劇だけにはしないという前提があったので、
というより死んでも誰も喜ばんだろうと。(そりゃそうだ)
私自身も平和が死んだら嫌ですしね。
なので生かすことになった次第であります。

つまり、最初からこの話は明るい感じで終わる予定だったということです。
恐らく一番急展開だった前編10話の後書きに、いつもなら書かないBGMをわざわざ書きました。
愛内里菜の「DELIGHT」。同名のアルバムに収録されている曲です。
最初のイントロのほうはなんとなくシリアスでカッコイイ感じなんですが、
後からだんだん明るくなっていく。「僕らのDELIGHT」っていうフレーズがこの話全体を
表しているんですね。
前編10話のBGM記載はある意味一番のネタバレだったのかもしれません。
「このBGMのように、始めのうちは暗いけれど最後は絶対明るく終わらせます」という
暗黙の合図。ものすごく独りよがりな考えですけどね;
あとついでに執筆中聞いていた音楽は

・コブクロ「ALL SINGLE BEST」
・ガンダム種運命ベストアルバム(!?)
・倉木麻衣ベストアルバム
・Def Tech「CATCH THE WAVE」
・名探偵コナンベスト1&2
・B'zベスト

見事にベストアルバムばっかり。後編の建物崩壊辺りはやはり
種運命聞くとノリノリで書けました。(笑)



あともう一つ余談ついでに。
私個人の考えとして、「美に美を重ねても美しくはならない」というものがあります。
主役が苦悩する場面というのは客観的に見てカッコイイ場合もありますが、
それをカッコイイだけにしてしまっては薄っぺらいと思うんです。
(あくまで私個人の意見ですが)
だから平次も組織構成員として悪役っぽいカッコよさを出す反面、
人間らしい悩みも出して、深みを出そうとしました。
でもできたかどうかはわかりません。(汗)
これはコナンも同様です。
彼も完璧超人ではないのですから、ミスもします。
それがこの場合「平次に何も聞かなかった」ことであり、その後自分が周囲を見てるつもりで
見ていなかったというネタに繋がります。


終結での平和の会話は気付かれた方も多いかと思われますが、
迷宮の十字路の「time after time〜花舞う街で〜」の歌詞からイメージしてます。
あの歌詞、一見すると平次から和葉への思いのように見えるんですが
このカウントダウンだと和葉から平次への思いにも当てはまりますね。
「もしも君に出会えたらもう二度と手は離さない」や「側にいたい今度はずっと」等。
この歌大好きなんで引っ張ってきてしまいました;あと手まり唄も。


話の最後にロンドンを出したことついても少しばかり。
これは我等が作者青山先生が「新蘭のクライマックスはロンドンで」と
どこかで言っていたことから出しました。
ロンドンで新一に戻って蘭と再会するのかなあと。
そして組織の最期もロンドンかしらと。

ボス、ベルモット、ジンの行く末も頭の中にありますが、
今はまだ控えさせていただきます。


カウントダウンは自作年表(笑)の中で一番明るい部分かもしれません。
過去を辿れば平次の悲劇があるし、未来へ行くと組織の最期があるしで
中々シリアスになっていきます。
今回の話は投稿サイトに載せるということであまりショッキングな描写はしていません。
平次の構成員発覚と死にネタへのミスリード以外は抑えてます。
本当はもっと暗くてややこしくてどうしようもない展開もあったんですが
「10代の方たちにこれは見せれないだろう」と思い直し止めました。
大人の方々には少し物足り無かったところもあるかも?



長々と書いてしまいましたが、まだ書きたいことが色々・・・。^^;
ですがここで語るのもどうかと思うのでこの辺で終わらせていただきたいと思います。
また思い出した頃に書くかもしれません。


毎日読んでくださって本当にありがとうございました。
評価も予想以上に頂いて感極まっております。
メッセまで頂いてホントどうしようかしらと。ものすごく嬉しいです。
コメント、メッセ全部レスさせてもらっています。
欲を言えばもっと下さっても構いません。(正直)
最後のほうがわかりづらい点出てきたと思うのでご質問も受け付けます。


もうこんな毎日更新することは当分ありませんが、ちょくちょく投稿させてもらう
つもりです。またよろしかったらお越しくださいませ。



では、本当にありがとうございました。



2006/12/2
yoshina


                       














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