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グリコ
作者:楽阿

「ぐーりーこー!」

夕日が淡く照らす長い階段を、
どろんこの少年が駆ける。


じゃーんけーんぽーん!


「ぱーいーなーつーぷーるー!」
「うわ、またまけたー!」


じゃーんけーんぽーん!


「ちーよーこーれーいーとー!」
「なんでだよう!」


じゃーんけーんぽーん!


「……あ、」
「よっしゃ、やっとかった!
ぱーいーなーつーぷーるー……たーべーたーらーくーちーがーかーゆーくーなーるー!」
「ああー! ずるいよぉ!」

階段の上から、夕日をバックに手を振る母の姿。
夕飯だよ、という小さな合図。

どろんこの少年たちは、我先にと駆け出す。
階段の上で待つ、母の元へ。





( 仲良くお風呂に入って )
( たくさんごはんを食べて )
( また明日、 )( あそぼうね! )

お粗末様でした(´・ω・)ノ
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