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初投稿です。今頃卒業式の小説な上に未熟な文章ですが読んで頂けたら嬉しいです。
卒業式はスタートライン
作:高山史也


俺は悩んでいた…今日この日に告るかどうか…

「はぁ…どうすっかなぁ」

「なんだ柿崎まだ悩んでんのか、優柔不断な奴だな」

「うっせー、お前みたいな顔してねーんだよ」

今絡んできた奴は小学生から親友の鍋倉だ。俺なんかよりだいぶ顔がよくて、この前可愛い彼女らしき人と手をつないでデートしていた…いわゆる男の敵だ。

「だからって今日を逃したらもうチャンスはないだろ」
そうだ、今日は中学の卒業式。
最後の日であると同時に最もカップルが成立しやすい日の一つである。
え?タイトル見たら分かる?いや、そんなこと言ったらカオスじゃん(?)

「なーにがカオスだ。独り言の声がでかいんだよ」

うわっ、恥ずかしっ!俺すごい根暗みたいじゃん。

「あ、来たぞ」

鍋倉の言葉で我にかえるとそこには少し小柄だが、セミロングではっきりとした目の娘が教室に入って来ていた。
そう彼女が俺の好きな藤波さんだ。いつも笑顔で話していると、とても楽しくなる。

「柿崎〜なんか声かけてこいよ」

鍋倉にそそのかされ藤波さんに近づく。

「やっ、やあ、今日は卒業式にふさわしい天気ですなぁ」

「え?あ、そうだね」

やべー緊張して意味分からん口調になっちまった。

そんな俺を見かねて鍋倉が、

「後で柿崎が話があるんだと」


「えっ?そうなの?」

んでお前が言うんだよ!もう〜ひっこんでなさい!

「うん…」

脳内のテンションとは逆にそっけない返事になったな。

「じゃあまた後でね」

そう言って微笑むと、彼女は女子グループのほうへ歩いていった。

「なんでお前が言うんだよ!」

思ったことをそのまま口にだすと、

「…アレイヨ〜」

「どこの原始人やねん!」

「ワレワレハウチュウジンダッタ」

「じゃあ今何!?」

「そういうこと」

「どういうことだよ。」

どーでもいい漫才をしている間にみんなは並んでいた。
なんか反応しろよ、なんか悲しくなるだろ。






そして、卒業式。

…なんか卒業式って実感湧かねえな。いきなり今日が鍋倉や他の友達そして…藤波さんともお別れ、なんて言われてもなぁ。

……藤波さん?最後?…そうだな、告んないとな。

もうどっかのお偉いさんの話なんて全く頭に入らなかった。









卒業式が終わり、俺は決心した。ダメでも言わないと後悔する、同窓会まで待つなんて嫌だしな。

「藤波さん、体育館の裏に来て」

俺は藤波さんを見つけると、気づいたら口に出していた。他の女子は不審そうだったが関係ない。



「体育館の裏なんてベタだね」

藤波さんはもう分かっているんだろうか?…もう言うしかないな。

俺は腹を決めると、言った。



「藤波さん、ずっと好きでした。付き合ってください」

彼女は驚く様子をみせず、口を開いた。

「いきなり言われても困るよ。まだあんまり話してないでしょ?」


…ダメだったか…。

「だからさ、メアド交換しようよ。もっと話そう。まだ私は柿崎君のこと何も知らないから」

俺は耳を疑った。普通気まずくなって話すどころじゃないだろ。

「え?どういうこと?」

そう聞くと藤波さんは面倒くさそうな素振りをみせず答えた。

「だから、メアド交換しよう。ってことだよ」

そうか。藤波さんはこのことを予想してずっと考えてくれてたんだな。優しいから嫌いじゃない相手はフレない。だからこういう結論に達した。

「もちろん、メアド交換しようや」



俺の恋は卒業式で終わらない…。今スタートラインに立ったところだ。
これからは積極的になって絶対藤波さんと付き合ってやろう。
さぁ、これからだ…。





駄文失礼しました。













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