神の創りし新世界より A・附録 ~全9部+αのあらすじ(プロット)集~ ※ネタバレ注意!!
注意!!
《これは本編プロット小説「神の創りし新世界より A」のネタバレが含まれています》
ネタバレ上等という方のみ本文を閲覧ください。
繰り返しますがこれは、現時点での本編プロット小説「神の創りし新世界より A(全9部予定)」+αのおおまかなあらすじ(ほぼプロット)の紹介(晒し)です。
このあらすじは予定であり、予定は未定であり、決定ではありません。
これ以降、一番最後から二番目ほどの※の確定事項以外は何の予告もなく変更となる場合があります。
神の創りし新世界より A 〜全9部あらすじ〜
第一部「神のつくりし」
「君をペアであの惑星にご招待しよう」
ある晴れた秋の日の昼休みの空に突然現れた謎の巨大惑星。
それを創ったのは自分だと自称する神のような人物・ゴウベンからいきなりそう告げられた中学二年生の咲川章子はそこで自分と同じようにこの怪しい人物からあの惑星への招待を受けている一人の少年の存在を知ることになる。
突如として現われた謎の巨大惑星とそれを創った神・ゴウベン。そして今も自分と同じこの街のどこかに住む神に選ばれた少年の存在。
一週間という時間を経て、ついにその少年・半野木昇と少女・咲川章子が出会うとき。
少女と少年の新たな世界での二人の旅が始まるのだった。
第二部「待ち人、来たる」
新惑星の大地に降り立った咲川章子と半野木昇はゴウベンに連れられて、地球で最初に栄えた古代文明の首都、その最高学府に足を踏み入れる。
そこで待っていたのは最高学府の学長とその首席を常に維持する一人の少女オワシマス・オリルだった。
章子と昇はそこでその文明の絶大な力と知識、自分たちの置かれた状況を身をもって知ることになる。
新世界はすでにこの一週間の間に大きな進展を迎えていた。
それから一夜が明け、章子と昇は新たにオリルを加え次の目的地へと駒を進めるのだった。
「二人は付き合ってるの?」
第三部「覇都の遺産」
かつての地球で栄え滅んだ五番目の時代、第五文明にたどり着いた三人はそこで第五世界の案内役である現地人の少女に案内を受ける。
やはりゴウベンの言葉通り五番目の世界は覇都の遺産を見つけだしそれを使って地球の量を増やす試みを実行していた。
章子たちは現地の少女からその全貌を聞き出し、次の行き先を決める。
「昇って、ああいう娘が好みなんだ?」
第四部「赤い剣と鳥」
二番目の時代、剣と魔術の時代である第二世界にたどり着いた三人はまたもやそこの現地の案内役が自分たちと同じ同年代の少女であることに昇のハーレム疑惑を強く警戒するようになる。
しかし本当の案内役はこの第二世界にたった十人しかいないといわれる内の一人の少年だった。
《!》温泉回挿入予定
《!》若干の、軽い剣戟を含めた魔術戦闘描写予定
「昇は二人の中でどっちが好きなんだ?」
第五部「別離」
第三文明で現地の少女に迎えられ、第三時代での滞在期間は今までで最長記録となるほど一番長く滞在してしまう。しかし、その一方で章子たちは、半野木昇との別れの時が刻一刻と近づこうとしていることを知る由もなかった。
《!》この部の最終話付近はかなりの残酷描写・残虐描写を予定しているため、R―15として別途に分けて投稿します。
昇に銃口を向ける。
「章子たちはどうなる! お前が突然いなくなって章子たちは!」
第六部「仕組まれた進化」
唐突に訪れた半野木昇との突然の別れと第三世界で起きた凄惨な惨劇は、少女たちの心に深い傷と喪失感を刻み込んでいた。
そして新たに現れる半野木昇とともに去ったはずの謎の少女と共に章子たちは太古の地球上で最後に栄えた六番目の時代、第六文明で昇の子を身ごもっていると吹聴する第六の少女に出会う。
「私には夢があったの! この旅が終わったら昇と二人っきりで、まだ誰も知らない残った未知の世界を一緒に旅して巡るっていうすぐそこにあったはずの手に入れられた夢が!」
第七部「新世界の形」
第四時代を除いた全ての時代文明を旅してまわった章子は次第に気づき始めていた。新世界の理想たる将来の夢の姿に。しかしそれには決定的な組織がこの世界に必要不可欠だった。
全世界の代表たちが一同に会す中、第七の人間として一人だけ議題から取り残された章子はそれとは反対に自分の役目を次第に見出していく。
「いるの? 昇くん?」
第八部「使い」
章子は自らの発案を自らの行動で示していく。
第三世界の少女を長に据え、過去に友好を育んだ今までの少年少女たちが集まった新たな集いが未踏の地である三大超大陸を少しづつ踏破していく度に、この旅の終わりで待つ全世界の人々が夢に見るような新世界の理想の姿が次第に現実になっていくのを、章子は新世界を渡りながら実感していくのだった。
「でも……この中に昇くんはいない」
最終部「世界に立ち向かう少年」
この世界に来て一年が経とうとした頃、その身に真理を纏った半野木昇は遂にこの新世界の果てで会うべき相手と対峙する。
しかし、その対峙の末、少年はゴウベンの仕掛けた絶望的な罠に嵌まり自分の命を賭してその罠からこの世界を残すのだった。
《!》太陽系全周までを含めた最終決戦描写・宇宙空間を含めた真理学戦闘描写予定
世界の果てで昇は立つ。
「おれ? ……おれか? 残念、おれは生きたいんでも死にたいんでもない。
おれはお前を……救いたいんだっ!」
真理の色は青。
それは一騎当全。
そう、
少年は世界そのものに立ち向かおうとしていた。
エピローグ「新世界より」
少年少女たちの旅の終わりを見届けて神は物語を閉じる。
「……だそうだよ。半野木昇くん?」
・超ネタバレ注意!!
※この転星史シリーズのなろう版でのストーリー展開は半野木昇死亡ルートで確実に確定となっています。
※逆にもし、なろう様サイト以外の場所でこのストーリーが公開、掲載、連載された場合の転星史シリーズの顛末・内容は必然的に必ず半野木昇生存ルートに決定、固定されています。
別部「新世界へ」(表題・神の創りし新世界へ)
半野木昇の死後、第七の人間としてただ一人、新世界に残った咲川章子には生前の半野木昇より贈られたあるプレゼントが手元に残されていた。
それは章子にとってある意味究極の選択肢であったが、咲川章子はとうとうその中からある選択肢を選び取る。
その選択肢とは、自分たちの元いた世界の居場所にもう一人の自分たちを出現させるというものだった。
もといた自分たちの世界で、別れてしまった少女と少年は、もう一度出会う。
昇は思った。
「ウソだろ……」
「昇くんッ!」
なろう版では半野木昇は死亡させます。
・著者は半野木昇死亡ルートおよび生存ルート双方についての続編の大まかな構想をすでに完了しています。
・現在、このなろう様サイト以外でこの転星史シリーズを公開、掲載する予定はありません。