魔王様の悩みの種(36/47)縦書き表示RDF


この話に登場する人物や団体は架空のものです。現実の人物や団体とはなんら関係ありません。

魔王様の悩みの種
作:イヌ教官



第35話:魔王様と選挙


<マー君視点>

『……でありますから、私が当選した暁には―――』

テレビでは近くに迫った選挙に立候補した人々がかわるがわる熱弁を振るっている。
人間界の選挙なので私たちにはほとんど関係ないが、他に何もやってなかったし、これでも一つの国を任される王としては、人間界の政治にも見ていた方がいいだろっという事で魔王室のテレビは退屈な選挙放送を垂れ流していた。

「……がはははは!!コイツはなかなかにいいことを言う」
「そうですか?」

それを食い入るように見つめているのが、アキラとアレク。
何がそんなに面白いのかさっぱり分からない。

「魔王、この番組はなんと言うのですか?」
「これは選挙放送だ」
「選挙放送とは?」
「ああ。もうすぐ人間界の選挙があるからな、それに立候補した人たちが自分の主張をぶちまけるだけの放送だ」
「成る程……」

それだけ聞くと、再び画面を穴が開くほど凝視する。
こんなの薄目で見たって面白くないのに……やっぱりこいつ等の感性はどっかおかしい。

「なあ、何がそんなに面白いんだ?」
「がははは、面白いではないか。ここまで偽善者共が言いたい放題言っている番組など他には見当たらんぞ」
「腹黒が見え見えですね」

なんだかんだで本質は見抜いてるんだよな、こいつ等。
それだけにここまで面白がるのがますます理解できない。

「偽善者か……テレビ見ただけで良くわかるな。確かにそのとおりなんだけど」
「見たらわかりますよ……この人たちは腹の中では自分のことしか考えていません」

じゃあ何でそんなの見てるんだ、と言いたかったが、どうせ暇なだけなのだろう。
そんな中、画面が変わって話題のあの人が出てきた。ああ、そういえばこの人も立候補してたんだっけ。

『―――で、あるから! 唯一神、○○イエスが地獄の火の中に投げ込まなければならないのである!!』

出たよ。唯一神。
我関せず、とばかりにお茶を飲んでいたアリスも唖然としている。

「な……何ですか、この人?」
「この人は何を言っているのでしょう……」

本人は真面目なくせに、言ってることは電波で汚染されまくっていて、まず一般人には理解不能なんだよな。

………面白いけど。

「この人はな、選挙のたんびにどっかから立候補するんだ。唯一神だって言って……」
「……唯一神ですか……そのわりにキリストの名前を使っているあたり、なんとも言えないのですが」
「がはははは!!唯一神などというものがこの世に存在するわけがないのにな!!」
「まあいいじゃないですか?見てて面白そうですし」

各々が勝手なことを言う中、彼の演説は続く。

『つまり、彼らは無意識の悪人であり―――腹を切って死ぬべきである!!』

出た、殺し文句、腹を切って死ぬべきだ。ホントこの人は面白いなぁ。

「こんなのが国を動かすのですか?」
「さ、さすがに、これはちょっとヤバイんじゃ……?」
「そんな訳ないだろ。誰も票なんか入れないって」
「票?どういうことですか。これに出てる奴が国を動かすのでは?」

ああ、アキラは選挙を知らないんだっけ。
しょうがないので適当にかいつまんで説明する。どのみち選挙権のない私等には大して関係のない話だし。

「なるほど、この中から選ぶわけですか」
「そういうことだ。これに出たからって国を動かせるかどうかは分からないってこと」
「がははははは!!さっきの奴は……ありえんだろうな」
「さすがにな……」

テレビでは、いつの間にか唯一神の演説が終わって、次の人がまた似たようなことを言っていた。

さてと……これ以上は、また同じような人が続くだろうし。仕事をするか……

そんななか、テレビの音声は次に出てくる人の名前を淡々と告げる。

『次は、○○党より立候補の、里原葵候補です』


ぶはっ!!


「ま、魔王様!?」
「す、すまんアリス」
「どうしたのですか? 突然お茶を噴出すなんて」
「いや、だって……」

つーか何で落ち着いていられるかな。サトハラアオイなんて名前の奴は一人しかいないだろうに。
なんとも納得いかない面持ちで私はテーブルを拭く。

「お、出てきたぞって……葵!?」
「ええっ!」
「な、なぜ葵さんが!?」

驚くの遅いよ三人とも。
しかし、画面に出てきたのは紛れもなく、あのバカ里原葵その人である。
ついに政界に進出する気ですか、こいつは。

って、学生のアイツが、どうして政界に進出できるんだ!?

「…………」
「…………」
「…………」
「…………」

思わぬ人物の登場に、私たちは思わず画面を見つめてしまう。
若干の間をおき、葵はいつものような仕草でこちらに向かって話し始めた。

『えっと、私の名前は里原葵です。私が立候補したのは―――』

当たり障りのない出だし。
しかし、葵だ。いつ何時おかしなことを言い出すか分かったもんじゃない。

『私はプリンという料理が好きなのですが―――』

やばい、脱線し始めたぞ。つーか選挙放送でプリンは関係ないだろ。

『つまり、この地上にプリンの楽園を築かんために、私は立ち上がっ―――』


ブチッ!


唐突にテレビの電源が落ちる。私が落としたんだけど。

「…………」
「…………」
「…………」
「…………」

もう言葉も無い。あいつは一体何を考えているのだろうか。マジで。
唯一神のほうがマシに思えてきた、そんな夜だった。


<葵視点>

「……ふふふふ……我ながら、完璧な演説だったね」

私こと里原葵は控え室で先ほどの演説を思い出して一人悦に入っていた。
あれだけのことを言ったのだ。当選しないはずが無い。そうすればこの国をプリンの楽園に……。

「ふ、ふふふ、ふはははははは!」



<トモ君視点>

葵さんがプリンを片手に、いつもの笑みを浮かべている。
            
里原葵プリンに清き一票を、この世にプリンの楽園を』

なんで名前のルビがプリン………?

「はぁ………」

隣で一緒に帰っていた理事長のアイ先生もげんなりしている。
ちなみに僕と桜は理事長の家に居候中なので帰り道は一緒なんです

「何を考えているのでしょう、あの人は」
「何も考えてないです。きっと」

どうせ脳みその変わりにプリンが詰まってるんだろうけど。
僕と理事長は坂を上る。

「何か、いつもと景色が違いませんか?」

理事長は僕を見る。上手くいえないけど、それは僕も感じていた。
さっき家を出たときは何も異常は無かったはず……って、オイ。

「……あの人は!」
「智也君!? どこへ行くのですか!」

違和感というか、気がつかないほうがおかしいのだ。

「葵さん! あなた人の家になにしてるんですか!!」

だって理事長の家の塀に葵さんのポスターがびっしりと貼ってあるんだから。
しかも魔王とアキラ君までがポスター貼りを手伝っているというのはどういうことですか。

「魔王さん! アキラさん! あなた方も一体何をやっているのですかー!!」
「待ってくれください! ボク達だって、やりたくてやってるんじゃ……!!」

ポスター貼りながら言い訳されても……って、二人とも涙流してポスター貼ってるんですが……。まさか……。

「葵の奴に洗脳魔法にかけられて……!! これじゃあ私らじゃどうしようもならないんだ!!」
「無駄口を叩かないの。さっさと貼る」

げしげしと魔王を蹴っ飛ばす葵さん。あまりにも哀れすぎる…。

「どうします? 私が葵さんの魔法に介入して解除しましょうか?」
「いえ、下手に刺激して暴れられたら………」
「頼む〜助けてくれ〜」

僕だって助けたいですよ、マジで。
そうこうしているあいだにも家の塀は葵さんのポスターで埋め尽くされてしまった。
白に近かった塀は、いまや黄色に塗り替えられてしまっている。
あっち向いてもプリン、こっち向いてもプリン、さすがに、これだけあれば気分も悪くなる……。
周囲から見て浮いていることこの上ない。どうしよう、コレ。

「では次」
「まだあるのかー!! いい加減にしろ葵ー!!」
「言ったはずだよ。『私の選挙活動を手伝って』と。ポスター貼りだけが選挙活動なわけないじゃん」

あれか。選挙活動といえば宣伝カーで街中を回るとか、街頭で演説するとか。

「ああ、トモ君、アイちゃん。そのポスターは剥がしちゃダメだよ。選挙法違反で逮捕されて、尚且つ私の魔法の餌食になりたくなったら…」
「……わかりました」

この人の目はマジだ。きっと剥がしたりしたら………考えるだけで恐ろしい。理事長も一緒でお気に入りの熊の縫いぐるみをギュッと強く抱きしめている。
これから選挙が終わるまで黄色な塀のままなのか……。
近所のおばさんたちが何て言うやら。ただでさえ最近は色々と問題が起きてるってのに。
葵さんとか、杏さんとか、アリスさんとか、魔王とか、アキラくんとか、魔法の光とか。
いいや、後で剥がそう。悪いのは葵さんなんだし。

「……マー君、アーちゃん! トモ君とアイちゃんを連れて来て」
「な、なぜボクが! って体が勝手に!!」
「く、くそ!!」
「なっ、何で僕たちまで!!」
「だって後でポスター剥がそうって考えてたでしょ!!」

この人は……魔法だけじゃなく超能力でも使えるのか……!? どうして、僕が考えたことが分かったんだ?
まぁ、そんな事より……やっぱり今回も僕まで巻き添え食うのか……。

「葵さん! 私たちをどうするつもりですか!!」
「それは行ったら分かるから。じゃあ行くよ、マー君、アーちゃん」

葵さんはさっさと坂を下りていく。僕と理事長を抱えた魔王とアキラ君も泣く泣くついて行き、葵さんは選挙カーへ乗り込む。僕たちもその後から乗り込む。
魔王は運転席へ、アキラ君は助手席へ。僕たちは後ろの席へ。

「じゃあアイちゃんにはウグイス嬢をやってもらうから」
「なっ!?」

ああ、そういうことか。葵さんは初めから僕じゃなくて理事長が目的だったんだ。
葵さんのウグイス嬢をやろうとかいう奇特な人はいないだろうからな。

「何で私が!」
「別にいいんだよ〜これから世界の半分ぐらいぶっ壊しても……」
「……わかりました」

完全な悪役の台詞を吐く。こんな人が国会議員になってもいいのか、いいわけない。
ま、絶対なれないだろうけど。あのポスターでは……。

「じゃあ、今から車を走らせるからアイちゃんはマイクに向かってコレを読んで」

葵さんは理事長に数枚の紙を渡す。どうやら、それが葵さんの宣伝文句らしい。
理事長はしばらく紙とにらめっこし、しぶしぶながらマイクを握った。

『ご町内の皆様、こんにちわ。夕食はきっとバケツプリンがいいでしょう』

いきなり訳がわかんねぇ!!
あ、魔王がずっこけてハンドルに頭をぶつけた。ぷっぷーと鳴るクラクションの音が妙に間抜けだ。

『プリンは人類の生み出した最高の料理であり、その存在やまさに神の意志』

この人は本当に何を考えてんだが……
あ、アキラ君がずっこけてフロントガラスに頭ぶつけた。蜘蛛の巣を張ったようになったガラスが妙に痛々しい。

『故に、プリンに選ばれし私はこの世にプリンの楽園を作らなければならないのです』

勝手にしてください。あー頭痛い。思わず頭を抱え込む。
こんな意味不明な演説を垂れ流す車に乗ってるなんてばれたらこの先一ヶ月はいい笑いものだ。
読み上げる理事長も頭を抱えている。そりゃそうだろう。

『そのためには、皆様のご協力が必要不可欠。どうか私、里原葵に一票を』

いや、確かに僕もプリンは嫌いじゃないでけど……さすがにプリンの楽園って……

訳の分からない演説を繰り返しながら車がちんたら走る。
どのくらい走ったのかは分からないが、運転をしている魔王がこっちに向き直った。

「葵、そろそろ演説予定場所に着くぞ」
「もうそんなに走ったの」

窓から外を見ると駅前にいた。確かに、いつも混雑しているここなら演説にちょうどいいだろう。
たわけた演説の効果なのか、ものめずらしげな視線の人々が選挙カーを遠巻きに眺めている。
やっべー……今外に出たくねぇー……。

「では行くから準備して、アーちゃん」
「ぜった……くっ、逆らえない……」

アキラ君は魔王と何故か僕にまでたすきを渡してくる。

「ちょっと待てください。何で僕まで」
「この車に乗っているということは、私を支持するということでしょ?」
「んなわけないでしょ! 拉致っといて何言ってんだ貴方は!!」
「……アーちゃん」

葵さんは再びアキラ君に命令する。
魔法でやっぱり逆らえないのか、アキラ君はいやいやながら僕にたすきをかける。無理矢理。

「止めてください!」
「ボクだって止めたいですよ!」
「ふ〜ん、トモ君は、ここで死にたいんだ……」

げ!? く、首に剣が……。
ああもう、どうすればいいんだよこんちくしょー。

―――智也君、私に策があるです―――

そんな僕に蜘蛛の糸よろしく理事長がひそひそ話で告げる。
彼女の顔は確信に満ちており、俺は思わず神に祈りそうになってしまった。
ちなみに、唯一神でもないのであしからず。

―――策?―――
―――はい。葵さんの言うことに、とりあえず従うです―――
―――それは、僕にたすきをかけたまま外に出ろっと言うことですか?―――

それは自殺行為だ。だれか知り合いに見られていたら、それこそもう本気で引越しを考えるかもしれない。

―――お願いです。必ず、智也君をここから連れ出してみせますから―――

ここまで言われたら理事長を信じるしかないだろう。
僕は覚悟を決める。

―――分かりました。任せます―――
―――ありがとうございます、智也君―――

「何をしてるの。早く出て」
「……はい」

きっとここで駄々をこねてもきっと無駄だろ……
僕は嫌々ながら外へと出る。

「何をやってたんだ、君は?早く終わらせようという気概はないのか」
「すみません、ちょっとあって」

ぼそぼそと小声で話す僕たちを尻目に、葵さんは車の屋根に上る。
確かに、路上で演説するよりは目立つし、顔も覚えられやすいだろう。
内容がしごくまっとうならばの話だが。まあ、逆の意味でインパクトを与えることは間違いないのだが。

『えー……このたび立候補した里原葵です』

もともと目立ちたがり屋な性格なので、いつもと全く同じ調子で葵さんは話し始めた。
ちょうど近くにポスターを貼る看板があったのだが、葵さんのポスターだけ明らかに浮いている。
その本人がこうやって演説しているのだ。奇異の目を向けないほうがおかしい。
理事長、早くしてください。僕はもうこの奇異の視線に耐えられそうにないです。

「智也君、お待たせしました」

後ろから理事長の声がしたので振り向くと……誰ですか、貴方は!?
普段の理事長は金髪のツインテールで身長も大分低いのだが……今、目の前の女性はウェーブのかかった金髪に、僕も少し見上げないと目線が合わない身長の大人の女性だった。

「理事長ですか!?」
「そうですよ。この姿は大事なパーティの時とかに使う姿なんですが……まさか、こんなことで役立つとは……まぁ、コレなら私が誰なのかは見ても分かりません」

えっへん、と胸を張る理事長。そりゃあ……わかんないだろうけど、理事長……本当に貴方は何歳のですか!?

「では今のうちに……」

理事長はゲートを開き、僕の手を掴んで走り出す。

「あ! 逃げるな二人とも!!」
「ボク達を見捨てる気ですかぁ!!」

後ろからは哀れな二人の怒声が。それもすぐに聞こえなくなったが。





「助かりました、理事長」
「いえいえ」

理事長も今は元の姿に戻っている。

「それじゃあ帰りますか」
「そうですね。お腹もすきましたし」
「今日の晩飯は……コロッケにしましょうか」
「ハイ。それは、とても楽しみです」

僕と理事長は並んで家路についた。
ポスターを剥がさなければいけないのだが、それは晩御飯の後でいいだろ。
急いで帰って晩御飯を作らないと、今度はうちのぼうくんが暴れだすし……

「智也君?」
「ああ、なんでもないですよ。それより、少し急ぎましょうか」
「はい」

こうして、僕たちは葵さんの思い付きから解放されたのだった。


<アーちゃん視点>

「さて次だけど……」
「………まだあるのですか……」

葵さんは演説が終わると、こともなげに言ってのけた。
既に時間は夕食にちょうどいい頃合なのに、まだ働けというのかこの人は。

「選挙運動とは演説だけじゃないじゃん。事務所に行くよ」

魔王はいやいやながら車を運転する。
ボクももう疲れたから帰りたいのだが、それを許してくれる相手でもない。

ほどなくして、葵さんが事務所と呼んでいる場所へ到着した。

「…………なんだ、葵の家か……」
「やっと休めますね……」
「さぁ入って入って」

今日は朝から葵さんに引っ張りまわされて何も食べていませんから。
やっと食事にありつけるっと思っていたのですが……

「あっ言い忘れてたけど。しばらくの間、お姉ちゃんもお母様もいないから夕食は私が作っといたよ!」
「…………」
「…………」

夕食。最近はとても楽しみだった時間が、今では一番逃げ出したい時間に戻ってしまった。
隣の魔王も青い顔をしている。
なぜなら、目の前にはボク等が逃げ出したい原因が大量に用意されていたのだから。

「はい。た〜んと召し上がれ」

葵さんは別の皿に用意されたバケツ並みの大きさのプリンをものすごい勢いで食べている。
だとすれば、コレはボク等二人分ということになるのか。

目の前が、真っ黒になるのを感じた。魔王は本気で泣いている。

「なんで……どうして……私は何もしてないのに……」
「諦めましょう魔王、いまさら逃げることは不可能です……」

魔王はヤケだとばかりにスプーンいっぱいの『物体X』を掻き込み、ぶっ倒れる。

「はぁ……」

わざと葵さんに魔法を使わせるような行動をするのと大差ない気持ちで、ボクは久しぶりの危険物を口に持っていった。
葵さんの選挙が終わるまでこの日々は続くのか……。


<トモ君視点>

「あの二人がんばってますねぇ……」
「なんだかもうヤケクソのように見えるのですが」
「……私も手伝おうかな……」

僕、理事長、桜の三人は魔王とアキラ君が泣きながら選挙活動をしているのを見ていた。
なんだか僕まで泣きたくなってきたよ。
がんばれ二人とも、僕は応援することしか出来ないけどさ……。

―――今度三人で何か美味しいものでも食べに行こう―――

泣きながらビラを配る二人を見て、俺はそう思うのだった。












ちなみに、葵さんは当然のごとく落選した。
そりゃもうぶっちぎりの最下位で。

解放された魔王とアキラ君は、僕の家に来るなり何か食わせてくれと土下座して頼み込んできたし、昨日の余りものの肉じゃがを温めてあげただけなのに、文字通り泣いて喜んでいた。
これじゃあ、晩に皆でステーキでも食いに行こうっと言ったらどうなるやら、ちょっと心配するほどだった。


選挙ネタです。時期としては大分ずれてますが、ネタとしては前々から持ってました。

まぁギャグですから、色々と許してください……
それと次回はアキラが主人公の番外編です。

期待せずに待っててください!!











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