第七話 すれ違う思い
「どうしてなんだよ!なんで秘密をずっと隠してるんだ?」
俺は珍しく事件もなく、そのまま家に帰っていった。
しかし、俺が家へ入るとものすごい勢いでコナンが詰め寄ってきた。
「なんだよ、急に。」
俺はわけがわからなかった。いったいなにがあったってゆうんだ?
「なんで…なんであいつらにはいわねぇんだ?本当のことを…」
「いったいなにがあったんだ?」
本当のこと?いったいなんなんだよ…
「今日博士の家に向かおうとしてたら見つかっちまったんだよ。歩美にな。」
「えっ…」
やばい…一体どうすればいいんだ。
「俺にあったとき、嬉しそうな顔してたんだけどな、そのあと話し出すとすげー悲し
そうな顔だったんだぜ…
なんでホントのことを話さなかったんだ?
お前は十分分かってるはずだろ?秘密がどれだけの人を傷つけるか…」
コナンは俺に対して厳しい目つきだった。
そりゃそうだよな。コナンが怒るのも無理ねぇー。
俺は大切な仲間を裏切ったんだからな。
けどな、真実がいつも人の心を傷つけないとも限らないんだよ…
「元に戻ったらもうあいつらとは関係ねーのかよ!たしかに、いつも危険なことばっ
かりで、苦労かけさせられるけどな…あいつらは大切な仲間なんだよ!
元に戻ったらそんな気持ちもないのかよ!」
「コナン!ちょっとまてよ!」
コナンは家を飛び出してしまった。
コナンの言うことも正しいのかもしれねーぇ。
俺はそんな気持ちも忘れていたのかもしれねーえな…
〜コナンは新一の気持ちを理解できなかった。
理解しようとはしなかった。
コナンが阿笠博士の家の前を通りかかろうとすると…〜
「あら江戸川君?兄弟げんかでもしたの?」
「灰原…。そんなんじゃねーよ。」
「もう灰原じゃないわ。宮野よ。」
「そんなのどっちでもいいだろ…」
〜一応博士と志保には言っておいたようだ。
博士はものすごく驚いていたが、志保は「あらそうなの。」としか言わなかっ
た〜
「ここまで声聞こえてたわよ?まったく…近所迷惑ね。」
「うるせーな。」
「あの子達のことでしょ?」
「何で知ってるんだよ!」
〜コナンは驚きの表情を隠せなかった。
志保はくすりと笑うと〜
「やっぱりね。さっき吉田さんから電話がかかってきたわ。うれしそうな声でね。」
「なんて言ってたんだ?」
「それは秘密よ。女同士の会話は男には教えられないわ。」
「ったく…なんなんだよ…」
〜不機嫌そうな声とは裏腹に、落ち込んだような顔だった。
そんなコナンの表情を志保は気にかけていた。〜
「その表情。あなたらしくないわ。私が見てた限りでは、理屈っぽくて、いつもキザ
で変な自信満々な表情ばっかりだったような気がするけど?」
〜気障と変なのところは特に強調されて言われていた。〜
「悪かったな気障で(怒)」
「そう。そんな顔よ。吉田さんもそんなあなたの表情が一番好きだと思うわ。吉田さ
ん、いつもあなたのそんな顔をみて笑顔だったわ。多分今でもそうよ。工藤君そんな
笑顔を奪いたくなかったんじゃないかしら?」
「笑顔…」
〜そんなことはまったく考えていなかった。
二人の意見は違っていたが、二人には共通している思いがあった。
それは
「「悲しい顔をさせたくない」」
ということである。〜
「サンキュー宮野。」
〜そう言ってコナンは立ち去っていった。自分の中に答えが出た。〜
「本当。工藤君そのものね。」
俺はずっと考えていた。コナンに言われた言葉を。
俺は本当に今でもあいつらのことを「「仲間」」と思っているだろうか?
でも、俺は秘密を持ち続けたままだ…
“バン!”
ドアをしめる大きな音がしてその先にはコナンがいた。
「ハァハァハァ…ワリィ…」
かなり息が上がっていた。
その表情からは笑顔がこぼれていた。
「どうしたんだよ!急に。」
「俺…オメーのこと理解しようと思ってなかったぜ…。けどな…やっぱりお前は俺自
身。
意見は違ってても…その先にある思いは一緒なんだな…」
「コナン…あぁそうだよな。思いだけは変わらねーんだよ。
例え時が違ってもな!」
「何気障なこといってんだよ。」
「お前も言ってるだろ。」
いつしか、俺たちは笑いあっていた。
時が違ったとしても、思いはかわらねぇからな。
俺たちは、友情以上の強い絆で結ばれていた。
作者より
今回二人をけんかさせてみました(人事かよ!)
もしこの二人がけんかをしてしまったら…。大変でしょうね。
友情以上の強い絆とは、家族の絆に近いものです。友達みたいな友達以上みたいな。
(意味わかんない)
これからは、もう少し明るい話になると思います。
そろそろ某関西弁の兄ちゃんが登場!?
雑談TIME
コナン・新一「お前ってさぁ…ホント悪女だよな。」
明子「悪女ってひどいじゃないですか。」
コナン・新一「ひどいのはお前だ!!!!!!!!」
明子「逆らうとどうなるか分かってますか!」
コナン「えー。この前の身体測定ではかった、作者の体重を発表します!
体重は…」
明子「はいはい!子供はもう寝る時間だよ…(怒)」
コナン「(や、やべぇ…)」
明子「ボソッ(あとで、覚えてなさいよ…)」
そのあとのコナンの運命はいかに!?次週へ続く!
和葉(えっ?)「続くんかい!」
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