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警告
この作品には 〔残酷描写〕 が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
Fate/EXTRA Parallel cross
作者:天儀凌
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―――何かがおかしい
私はそう感じていた。
刺激のない変わらない毎日
過ぎ去っていくだけの日々
それらが当たり前で不変のものだと信じていた。

けれど疑問を持ってしまった。
この作り物じみた世界に。
そのあと私はあることを試した。そうして気付いてしまった。

刺激のない変わらない毎日は無限連鎖する虚構で、
過ぎ去っていくだけの日々は永遠に廻り続ける嘘であることに。

この世界は何なのか
この世界はなぜあるのか
なぜ私はここにいるのか

何も分からないまま、世界は急激に色を失っていく。
光であふれていた校舎は闇に落ち、活気にあふれていた人々から温かさは感じず、
空気は冷たくなっていく。

そんな時だった、あの扉を見つけたのは。
私の疑問の答えがこの扉の先にある気がして1歩踏み出した。

けれど、運命は残酷だった。
その先にあったのは1体の人形。
その人形を伴い、進んだ先にあったのはステンドグラスが輝く美しい場所。
そこで待ち構えていたのはこちらと同じ人形。
その人形は突然襲い掛かり、こちらはなす術もなく敗れた。

体から急速に温かさが消えていくのがわかった。ああここで死ぬのだとも。
よく目を凝らせばぼやけてはいるが、土色の塊がみえた。
そういえばそんな色をどこかでと思い、そして思い出した。
覚えていて当たり前だ。自分もそうなのだから。
そう、それは自分と同じ学園生活を送っていた者たち。
自分ももうすぐその仲間に入るのかと思うととある感情が浮かんできた。

生への渇望――死にたくないという生き物にとって本能に刻まれた想い。
そうだ。私はまだ死にたくない、生きていたい。
自分の疑問への答えにさえ辿りついていない。
それどころか、私はまだなにもしていない。そんな状態で死ぬことは許されない。

その時であった。
彼女に出逢ったのは。
容姿は私とそうは変わらない。けれど私たちとは違う、
圧倒的なまでの力を持った存在だということはわかった。
そして、その眼が私を見ている。
そうして、彼女は私に問うた。

「あなたが私の主か」と。

はっきり最初は意味がわからなかった。
そうだろう、いきなり現れ、いきなり自分の主かという問い。
何もかもがファンタジーで意味がわからなかった。
だが、その一方で理解した。
これこそ私が求めていた答えだと。

そんな考えを張り巡らせている間も律儀にも彼女は待っていてくれたようだ。
そうして、私はそうだと答えた。
彼女は頷きを以て返し、倒れている私に手を貸してくれた。
その手に触れた時、私の手の甲に痛みが走ったがそんな事を気にしている暇はなかった。
あの人形が再び襲ってきたのだから。けれどもう負ける気はしない。
今度は彼女もいてくれる。彼女が負けるわけがないと信じていたから。
私の期待が裏切られることはなく、彼女は虚空からだした剣で人形を一太刀のもとに倒してしまった。
その結果を見た途端全身から力が抜けていった。
忘れていたが、自分は死にかけていたはずなのだ。
これは当たり前だろう。始まったばかりだというのにもう死ぬのかと思わないでもなかったが、
不思議とそんなことはないと感じていた。




そして、現れてきた敵達。

生死を操る魔術師、

夜を舞う暗殺者、

因果の宝具を持つ弓兵、

謎に包まれた槍兵、

狂乱に生きる狂戦士、

救世に生きた騎乗兵、

そして物語に刻まれし剣士、

その先に何があるのか?

Fate/Extra Parallel cross・・・
今交差する物語が始まる


「ねえ、お姉ちゃん私と遊ぼうよ」

「影たる私に隙などない・・・」

「この俺に勝とうと?嘗めるなよ」

「さあ、私とあなたの夜を楽しみましょう」

「私の弓は躱せない、いくら強くても」

「私はマスターを救う、邪魔はさせない」

「さあ、余と舞ってもらおうか!!」




「私は■■■なんだよ、マスター」
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