中二病?乙
「魔法が使えるようになったわ!」
………?
「は?」
落ち着けキンジ、OKとりあえず状況を整理しよう。
まず俺は昨日の夜はベランダの防弾物置に入ってそのまま寝たはずだ。なんで部屋の中にいていきなり立ってるんだ?それに部屋の中がきれいだ。昨日はアリアと白雪が部屋で暴れたからこんなにきれいなはずがない。
そして最後に一番重大なセリフを聞き逃した気が………。
「アリアもう一度言ってくれないか?」
「だから、魔法が使えるようになったのよ」
俺はアリアに近づいてその額に手を当てた。
「熱はないな」
「なんで?」
「いや、なんでもない」
見た感じ嘘を吐いている訳でもないようだし………。
「ちなみにどんな魔法なんだ?」
「聞いて驚きなさい!なんと、右手からは炎がでるようになって、左手からは水が出るようになったは!しかも炎や水の形は自由自
在で、や銃の形に変えることもできるは。普通は一つなんだけど、あたしは双剣双銃だから魔法も二つ使えるのよ!」
「そ、そうか」
思ったより便利そうだがそれは本当に使たとしたらだ。
「アリア、一回使ってみてくれないか?」
「いやよ。だって疲れるもの」
俺がどうしたものかと悩んでいると………。
「くふっ。りこりん参上!」
「「!」」
俺とアリアは同時に振り、返り声の主から距離をとった。
「どうして理子がここにいる!」
「それは理子の魔法を聞けばわかるよ」
理子も使えるのか。
俺は、努めて冷静に尋ねた。
「どんな魔法だ」
「理子の魔法は雷と魅力だよ。だから今日は、キーくんを誘惑しに来ました〜〜〜」
ゴウッ!
空気が燃える音と紅い刀身が目に入った。
「そんなことはさせないわ。どうしてもって言うならあたしと戦ってからにしなさい!風穴あけてやるんだから!」
アリアが両手に紅い剣と蒼い剣を持って理子にそう言った。
その言葉に理子の表情がスッと変わった。
「上等だ、オルメス。前一回戦ったときに負けたのに今回勝てるのか?」
「やってみないとわからないでしょ」
それっきり二人は黙り、理子が髪と同じように金色に輝く剣を二つ手にしお互いに見合った。そこに………。
「キンちゃん、どうしてメールに出てくれないの?」
今まさに戦いが始まるところに白雪が入ってきた。
何を見てそう思ったのか解らないが、いきなり凄い殺気を放ってこう言った。
「泥棒猫が二匹もいる〜〜〜。あはは、この二人を倒せばキンちゃんも、かまってくれるかな?うふふふふふふ」
腰の鞘からイロカネアヤメを………と思ったがなんだか黒い刀だった。
「ちなみに、二人に言っておくと今の私の魔法は闇だから」
その言葉が合図となって三つ巴の戦いが始まった。
俺は疲れたのでベランダの防弾物置で休むことにした。
「みんな頑張れよ」
と、適当に言って目を瞑った………
今度はベランダで目が覚めた。
部屋に入ると案の定少し汚いが魔法は使っていないようだ。
よかった、夢オチか。
あんな夢を見るくらい疲れているのか。
現実の俺、夢の中の俺
おつかれさま
処女作です。
気に入ってくれると嬉しいですが、至らぬところもありますので、意見があったら言ってくれると嬉しいです
評価
ポイントを選んで「評価する」ボタンを押してください。
ついったーで読了宣言!
― お薦めレビューを書く ―
※は必須項目です。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。