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~学園生活1~

小鳥がピヨピヨと囀る音が響き渡る澄んだ空気がおいしい朝、俺は目覚めた。

「ん・・・・もう朝か。」

そういえば昨日はベットがシャルルによって使えなくなったからソファーで寝たんだっけ。

俺は普通の革張りのソファーよりも少し柔らかい感触のソファーから起き上がろうとした。

・・・・あれ、おかしいぞ。体の上に何かが乗っているぞ。まあ最早言うまでもないけど一応言っておこうか。

「シャルル様。起きてください。」

そう俺の体の上には前と同様にシャルルが眠っている姿があった。

「ん・・・・えへへへ・・シリウス様の臭い~・・・」

おい、絶対こいつ起きてるだろ。じゃないとベットからソファーまでどうやって来たって言うんだ。

シャルルは毛布を挟む事無く、じかに俺の体の上に載っているわけで(ちなみに服はきてるよ)、俺の胸辺りでさっきからクンクンと臭いを嗅いでいる模様。少しこちょばゆい感じがする。

まあ臭いを嗅がれるのは誰だって嫌なわけで、俺はシャルルの耳元にまで顔を寄せてある言葉を囁く。

「今起きたら、デートして・・」

その瞬間。

ガバッ。

「デートしてくれるの?」

やっぱり起きてたよこの子。

「いやデートしてあげようかな~と思ったんですがやっぱりやめです。」

まあ最後まで言ったわけじゃないしね。

「う~~だまされた~。シリウス様の嘘つき~」

なんとでもおっしゃいなさい。今日から学校生活が始まるってのにデートなんか行くわけないでしょ。

俺はソファーから改めて起き上がり、先ほどから頬を膨らませている(可愛い)シャルルと一緒に寮内にある食堂に向かった。

「それにしても凄いですね。」

「本当に凄いですよね。私も最初に見たときはシリウス様と同じような気持ちでしたよ。」

Sクラス寮の食堂は凄かった。今年、俺を入れてSクラスは13人しか居ないっていうのにこの食堂は軽く見積もっても100人は入れるほどの広さに加えて、置かれている装飾品は見ただけでそれが価値のある物だとわかってしまうほどの品々である。

あれ、なんでだろう。Sクラスの食堂なのに俺とシャルル以外誰も居ないぞ。

俺は食堂の端から端までを見回す。

俺の様子に気づいたのかシャルルが話し出した。

「Sクラスは授業が自由参加なので、朝から起きている人は少ないんですよ。それに食堂を利用する人も少ないんですよ。みなさん自室に料理を運んで貰ったりするので。」

「なるほど、そういうことですか。」

それにしてもこんなに豪華な食堂を使わないって、どんだけ贅沢なやつらよ。

ってゆうか初めて知ったぞ、授業が自由参加とか先生涙目だろ。

少し苦笑いを浮かべる俺。

とりあえずシャルルに席に座ろうといって、一番端にある席に座る。

料理はメイドさんが持ってきてくれるらしいので、そのまま席で待機だ。

5分くらいしたらメイドさんが料理を運んできた。

まあなんと言うか一般的な朝食よりかなり豪華な朝食たが、味は不味くも無く格段に旨いってわけでもなかった。まあ普通においしかったけど。

朝食を食べ終わり横に座っているシャルルを見ると、まだ眠いのか目を擦っている。正直、メッチャ可愛い。ついつい愛でたくなるが、ここは我慢だ。うん。

朝食も食べ終わりシャルルと一緒に席を立った所で食堂の入り口が開いた。

「おはようございます、シャルル姫。今日も見目麗しい姿、拝見できて至高の喜びでございます。」

なんだコイツ。もしかしてコイツもSクラスの人か。 

食堂の扉を開けて入ってきたのは、なんていうかいかにもナルシストな奴だった。

肩まで伸びたストレートの金髪をなびかせながらシャルルの前にまで来てる。

顔は・・・・・微妙。まあ中の上って所かな。

とりあえずキザ男と呼ぶことにしよう。

キザ男は俺に気づくと鼻で笑って、

「まさか姫様、召し使いを雇ったんですか?」

と皮肉気味に言ってきた。

カッチーン。

さすがにいかに寛大な心を持っている俺と言えどこれには怒るって。いやでも、ここで何か変な事をしたら色々な意味でやばいから、仕方無いここは自己紹介でもして仲良くしようではないか。俺ってなんていい奴なんだ。

「はじめまして。僕の名前はシリウス・マリスミティ。シリウスって呼んでください。あなたの名前は?」

うん、最高の自己紹介だな。キザ男を見てみると、自分の皮肉が利かなかったことに若干目を見開いて驚いている。しかし、キザ男はこの程度では敗れないのか同じように自己紹介してきた。

「ふんっ。僕の名前はパーム・ネピア。呼ぶ時はパーム様と呼ぶように。わかったか召し使い君。」

ブチブチブチ。

やっぱダメッぽいわ。俺は今、怒りと言う名の覚せい剤に支配されてしまっている。

俺がこのキザ男改めパーム野郎をどうにかしようとした時、俺の隣でわなわなと震えているお姫様が口を開いた。

「ネピアさん。あなたは今、もっとも侮辱してはいけない人を侮辱してしまった。」

ちょ、ここでまさかのヤンデレ解放ですか?さすがにヤバイと思いますけど・・・ってお~い、目がうつろだぞー、しかもパームの奴何が起きてるかぜんぜんわかってないぞ~

シャルルがあの呪文をつぶやく。

「流れ出る青き水よ その力を形に変えて 我に仇なす者を退けよ」

その後どうなったかは・・・・まあ言わないでもわかるでしょ。

まあなんだかんだで今日から学園生活スタートだぜ!!!

なんていうか・・・・・すいません。

眠い。眠すぎる。

終わり方がひどい、ひどすぎる。



ああ、ペイントボールを当てないで。作者は何処にも逃げないから。



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