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ちっぽけだった私。
作:摩璃藻


 大きく開けた 自分の部屋の四角い窓から

 夜空に 手を伸ばしたよ

 私を全部 吸い込んで欲しくって

 私の背中に 翼が生えればいいのにって

 ソラに昇りたい 近くに誰も居ないこのまま

 私を見ずにすむ様に



 抱きしめた枕 静かに零れ落ちる雫

 瞼を閉じ 真っ暗な世界

 ちっぽけな私 嘲笑われているよ

 闇に溶ける様に 消えてしまいたい



 星を見つけたい

 夜空に光る星

 もしも見つけられたなら

 もしも見つけられたなら その時は

 私も―――……



 私を見る人形 近くのデパートで買った安物

 日本中で 量産されてる

 ちっぽけな私 嘲笑われているよ

 闇に溶ける様に 消えてしまいたい



 ちらりと光る

 何かはあった?

 もしも見つけられたなら

 もしも見つけられたなら その時は

 私も―――……



 とても素敵な 素晴らしい夢を見た気がするよ

 世界が 凄く怒って

 私は全部 消えてしまうんだ

 私の事を 好きな人なんて居なくって

 覚えている人も 勿論誰も居なかったんだよ

 胸は何故か痛かったよ……



 君が居なければ そんな世界になるんだよ

 どうして君は 居てくれるの?

 私の胸 とても暖かくなるよ……



 きらりと光る

 何かがあった

 ねえ 見つけちゃったからね

 ねえねえ? みつけちゃったからね?

 私も―――……



 抱きしめた君 抱きしめられた私

 広がってく 小さかった光

 ちっぽけな私 笑われているみたい

 君の大きさなんて 誰も量れないね



 逃げ出したかった

 私は卒業だよ

 涙で階段が出来て

 それでソラへ昇りたい なんてもう

 私は―――……



 抱きしめた君 抱きしめられた私

 広がってく 小さかった光

 ちっぽけな私 笑われているみたい

 君の大きさなんて 誰も量れないね



 広かった世界 とても小さな私

 一人じゃない 二人じゃない

 沢山居るんだ 笑顔で居てくれる人

 そんな人だけじゃ 無いと思うけど



 偉大な君へ ちっぽけだった私より

 見つからない 光だったけど

 探さなかった 私は弱かったから

 いつか追いつきたい 偉大なる君へ



 隣に居るのに、なんて

 君は天然なんだね

 そういう事では 無いんだよ

 そういう事では 無いんだよ

 私も―――……



 私も、君の様になりたいって事だよ―――。


 イメージとしては、優しくて強い少年(君)と、病弱な金持ちの少女(私)。
 どっちも良い子。













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